たくさん教室が増えている学習塾
◆たくさん教室が増えている学習塾

学習塾のクオリティーを左右する上で、かなりのウェイトを占めるのは先生です。
実際のところ、学習塾はほとんどのところで人材難というところが少なくありません。「質のいい先生」ということを考えると、いつでもいい人材なら必要であるといった状態です。
そんな状態の中、学習塾の支店(実際には支店とは呼ばれませんが)ができます。そうなるとますます先生が足りず、多少は質が落ちようとも人員だけを確保して学習塾の運営をします。
そういったところで、教室が増えてきている学習塾は注意が必要なのです。品物を売る店と違って、同じ名前の学習塾でも売るもの(=授業)の質は均一化できないのが学習塾です。全国的に名の通った学習塾だから安心できると思うのは早計です。
一つの場所でじっくり業績を伸ばし、力を蓄え、新規教室のオープンをする学習塾経営者がいる反面、利潤追求を優先して教室の複数展開しているところもあるのです。その新規展開の原因の一端は、フランチャイズ学習塾にあるというのが業界の見かたです。
◆フランチャイズ学習塾の明暗
全国的に教室の数を増やしている多くはフランチャイズによる教室の展開です。フランチャイズといえば、大手コンビニエンスストアなどを思い浮かべますが、小売店だと経営者が違っても、商品などはどこで購入しようが品質は均一でしょう。しかし、前述したように学習塾のクオリティーの均一化は不可能です。
また、フランチャイズに加盟し学習塾を経営しているオーナーは、いくら利益を上げているかということの他に、いくつ教室を所有しているかというのも、ステータスの一つとなっています。
堅実にじっくりと教室展開する経営者もいれば、ステータス欲しさに急速に教室数を増やす経営者もいないとはいえません。そのように伸びていった(教室数だけは)ところで質のいい授業を提供しているところを見つけるのはなかなか至難の業です。
